【50系 プリウス】を購入するに辺り、カタログを見ているだけでは必要なのかどうかわかりにくいオプション装備。
ここではプリウスで装備しておくと便利、または必須といえるオプションを紹介していきます。
中古車で50系プリウスを購入する際、是非ご希望のアクセサリーが装備済みかチェックしてみてください。
【プリウス】のアクセサリー電源
引用:https://toyota.jp/prius/interior/comfort/
プリウスにはメーカーオプションとしてアクセサリーコンセントが用意されています。
最上級グレードである【Aプレミアム】(ツーリングセレクション含む)では標準装備、【A】・【S】ではメーカーオプション(税抜き40,000円)となります。
【E】ではメーカーオプションとして選択出来ませんので注意が必要です。
このアクセサリーコンセントはAC100V・1500Wの給電が可能でスマートフォンのみならずノートパソコンへの給電も可能です。
(ただし、最大1500Wの給電時にはエンジンや回生ブレーキによる発電が必要となってきます。)
また停電などの非常時に活用できる非常時給電システムとしても利用可能です。
(一部地域では駐車・停車時にエンジンを始動させた場合、条例に抵触する可能性があります。)
非常時給電システムとして利用するには
- ブレーキは踏まない状態でパワースイッチを2回押してONモードにする
- READYインジケーターが点灯していないのを確認の上、AC100Vスイッチを3回連続で押す
- READYインジケーター、AC100Vスイッチ上の作動表示灯が点灯し、マルチインフォメーションディスプレイに非常電源モードの表示がされて起動完了
- エアコンを利用する場合は非常時給電システム起動後にONにする
という手順で起動する必要があります。
これで非常時給電モードとなり、無人乗車の状態でも給電が可能となります。
エンジンによる充電が自動で行われ、走行機能は無効状態となり発電機としての機能に変更されます。
このモードではスマートキーではなくメカニカルキーを使っての施錠となるなど注意点はあります。
小型発電機と同じく起動時の電力消費の大きい電気製品や安定した電力供給を必要とする電気製品は正しく動作しない可能性がありますが。文字通り災害時などの停電時に給電車として活用することが可能です。
このシステムは停車時でもエンジン冷却が不足しない様にエンジン回転数などを調節するなどの機能が含まれており、このシステムを備えていない車で停車状態のままエンジンを回し続けているとラジエーターの冷却が追いつかずに最悪エンジンがオーバーヒートする危険があります。
またエアコンが利用可能ですので夏場などの熱対策に利用することが可能となっています。
カー用品店などで購入可能な後付け製品ではこの非常時給電システムが備わらないため、購入時には必ず装備しておく事をお奨めします。
記憶に新しい出来事として北海道胆振東部地震に伴う大停電時に「アウトランダーPHEV」などのPHEVが非常用電源として活用した事があります。
既にプリウスを購入された方でメーカーオプションとして選択せずに後悔した、という方も居られるでしょう。
メーカーオプションとして選択出来ない【E】グレードでは後付け製品を使うしかありませんが、上記の通り非常時の電源車として使うのは厳しいです。
【プリウス】これは買い!メーカーオプションパーツ
まずオススメなのが上記の『アクセサリーコンセント』です。
利点はやはり非常時給電システムです。
次に『Toyota Safety Sense』(税抜き 80,000円)
引用:https://toyota.jp/prius/grade/special/
- 歩行者[昼]検知機能付衝突回避支援付の自動ブレーキシステム
- ステアリング制御付レーンはみ出し警告
- オートマチックハイビーム
- 全車速追従機能付レーダークルーズコントロール
という4つの機能が備わった安全装備で全グレードで標準もしくはメーカーオプションとして用意されています。
一昔前の車種では最上級グレードしか設定されていなかった機能ですが今では軽自動車でも装備される車種が登場するなどこれからの車に欠かせない機能です。
プリウスという最新のハイブリッド車ならば装備しておくことが必須とも言えます。
この『Toyota Safety Sense』は2018年12月中旬に予定されているマイナーチェンジにおいては新システムへと更新された上、全グレード標準装備となるようです。
運転に自信のある方やこれまで乗ってきた車でクルーズコントロールを使ったことが無い、レーダークルーズコントロール使用時での不自然なブレーキが嫌だ、という人には不要と思われる装備でしょうが、事故を未然に防ぐという観点から装備しておくことをお奨めします。
あとは『ナビレディセット』
引用:https://toyota.jp/prius/interior/usability/
バックカメラとハンズフリー通話・音声認識用ステアリングスイッチのセットです。
【E】グレード以外でメーカーオプション装備可能です。
後付け品のバックカメラを装着する、という方には不要となりますが、メーカーオプション品の場合、メーカー側で適切な位置に装着してくれるという安心感があり装着後にカメラ位置を調節する手間が省けるというメリットがあります。
メーカーオプションの11.6インチナビシステムには同等のものが含まれています。
また次項で紹介するT-Connectナビ用雨滴除去機能付バックガイドモニターを装備される場合、また字光式ナンバープレートやカメラ装着部位に干渉するアクセサリーを装備する場合には装着出来ません。
【プリウス】に合う!おすすめアクセサリー
メーカーオプション以外でのディーラーオプションの中から新車購入時に装着しておくことをお奨めするオプションを紹介していきます。
○リバース連動ミラー
引用:https://toyota.jp/dop/safety/sideviewmirror/
シフトをRレンジにすると助手席側ドアミラーが連動しリアタイヤ付近を映します。
バックカメラを装着するという方は不要と思われるかもしれませんが、左後方下部分の縁石などバックカメラでは確認しきれない死角をミラー越しに確認出来るようになります。
装着しないと利便性がわかりにくい装備ですが装備するとありがたさがすぐにわかる装備です。
デメリットとしては鏡面が下がるためミラーで後方の距離感を掴むのが難しくなる、という点です。
これはそれこそバックカメラを併用すればカバー出来るデメリットです。
バックカメラとの併用でそれぞれの死角を埋めていく、と考えて頂くといいでしょう。
○レインクリアリングブルーミラー
引用:https://toyota.jp/prius/accessories/style/
ミラー表面に親水処理を行い、雨天時の視認性を確保します。
非装着車でじゃ大粒が鏡面に付いてしまい頑固に留まり続けますが、このミラーでは鏡面に水滴が浸透してながれていきます。
太陽光を当てることで付着した汚れを化学的に分解し、親水効果を徐々に回復させる便利機能もありがたく雨天時には大助かりの装備です。
○サイドバイザー(ベーシック・ブルー)
引用:https://toyota.jp/prius/accessories/style/
雨天時の室内換気可能で、高速走行時の風切り音を配慮したアクリル製バイザーです。
雨天時にパーキングの発券機・出庫機での操作時やドライブスルーでの商品の受取時に室内に雨滴が浸入することを防いでくれます。
雨天時のみならず窓を開けた状態での走行時にも風切り音のみならず風の巻き込みも抑えれるので装着しておくといいでしょう。
○プロテクションフィルム(ドアハンドル)
引用:https://toyota.jp/prius/accessories/style/
ドアハンドルのくぼみ部分に貼る透明フィルムです。
ハンドルを握る際の、ツメなどによるボディへの傷つきを防ぎます。
これは新車時には不要と感じますが、スマートフォンと同じく長年使っていると気が付かないうちに傷が付いていきます。
スマートフォンと同じで気にならない人は不要でしょうが、細かな溝に汚れが溜まるなとの見た目で気になってくるポイントですのでフィルムを装着しておくことをお奨めします。
カー用品で後付け品もあるますが、ディーラーオプション品の方が専用設計されたものですので丁度良いサイズなので仕上がりは段違いです。
スポーティにドレスアップしたい方はカーボン柄のTRDドアハンドルプロテクターが用意されています。
引用:https://toyota.jp/prius/customize/trd1/
○ドアエッジプロテクター(ステンレス製)・ドアエッジプロテクター(樹脂製)
引用:https://toyota.jp/prius/accessories/style/
ドア開閉時に傷つきやすいエッジをガードします。
車幅が1,760mmのプリウスは古い駐車場など5ナンバー前提での駐車場で隣の車や壁面などでドアエッジをぶつけて傷付けてしまう可能性があります。
所有者ならは注意するでしょうがゲスト同乗者はそこまで配慮を求めるのは難しいでしょう。
装着しておくことに越したことはありません。
○リヤバンパーステップガード
引用:https://toyota.jp/prius/accessories/style/
リアハッチでの荷物の積み降ろし時に、バンパーに傷が付くのを防止しながら、普段はリヤビューを上質にドレスアップしてくれるアイテムです。
SUV譲りの装備ですが、ラゲージルームを使用していくとSUVや一般的なハッチバックと同様にバンパーに傷が付きやすいので装着しておくといいでしょう。
目立たない方が良い、という方は透明のプロテクションフィルム(リヤバンパー)がいいでしょう。
○ラゲージネット
引用:https://toyota.jp/prius/accessories/interior/
ラゲージ内にあるラゲージフックを使って荷物を覆うように固定できる便利なネットです。
荷物がラゲージ内で移動してしまうのを抑えてくれます。
プリウスの荷室はセダンや他のハッチバック車と比べて浅く、リアガラスが接近しているため荷物が動くと後方視界を阻害したりハッチバックを開いた際に荷物が飛び出るなどの事態も起こり得ます。
邪魔になる装備ではありませんので最初から備えておく方が良いでしょう。
○LEDバルブセット
引用:https://toyota.jp/prius/accessories/interior/
ルームランプ(1個)、マップランプ(2個)、バニティランプ(2個)、カーテシランプ(2個)を白色LEDに交換できるバルブセットで、標準ランプよりも白く明るくなります。
通常のバルブよりも白く明るい灯りとなり使い勝手が向上するので是非交換して下さい。
○雨滴除去機能付マルチビューバックガイドモニター(T-Connectナビ 9インチモデル)
○雨滴除去機能付きバックガイドモニター(T-Connectナビ 7インチモデル)
引用:https://toyota.jp/prius/interior/navi/
T-Connectナビ を選択することが前提となる装備ですが、雨滴除去機能が付いている事で雨天時に雨滴でカメラの映像が乱れた際に対処出来る機能が備わっていますのでT-Connectナビ には必須と言える装備です。
アイキャッチ画像引用URL:引用:https://toyota.jp/prius/grade/special/
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