新型【60系プリウス】後部座席の広さと荷室容量について

60系(新型)

トヨタ 新型【プリウス】の後部座席や荷室の広さは、どのようになっているのでしょうか。

プリウスと言えば、車両の中央部からリヤゲートに掛けてなだらかに寝かせられたフォルムのファストバックセダン車ですが、SUVやミニバン車とは異なり車両の全高が抑えられている事から、後部座席の広さや荷室の容量が気になると言う方も多いのではないでしょうか。

特に、フルモデルチェンジが行われた新型プリウスの場合は、先代モデルから大きく外観のデザインが変更され、よりスポーツ車に近いフォルムが採用されたことから、居住性や荷物の積載能力はどのように変化したのか、概要を知りたい方は少なくないはずです。

そこで今回は、新型プリウスの居住性に関わる後部座席の広さや荷物の積載量を左右する荷室容量の紹介などを中心に、トヨタ 新型【プリウス】の後部座席や荷室について解説をしていきます。

Contents

新型【プリウス】後部座席の広さはどのくらい?

引用:https://bit.ly/3XBhUKm

新型プリウスは、2023年1月に待望のフルモデルチェンジが行われ、歴代モデルと同じく車両の中央部からリヤゲートに掛け、なだらかに寝かせられたファストバックセダンですが、新型モデルでは外観デザインがスポーツ志向の強いフォルムとなった点も大きな話題となりました。

元来、スポーツ車は走行中に受ける風の抵抗を極力減らす意図から、車両の全高を抑えたデザインとなる点が特徴ですが、歴代プリウスの場合は風に対する抵抗を減らす事で、燃費性能の向上も目的とする事からファストバックセダンというフォルムが採用されています。

引用:https://bit.ly/3Xgc55L

ただし、スポーツ車に近いデザインのファストバックセダン車は、設計上の観点から車内が狭く感じる事も多く、特に新型プリウスの様なデザインは車両中央から後部座席に掛けてルーフ部分が頭上に迫る構造である事から、後部座席の広さはどのようになっているのか興味を持っている方も多いと思います。

では実際に、新型プリウスにおける後部座席の広さはどのようになっているのでしょうか。

引用:https://bit.ly/3lFiwBm

まずは、新型プリウスと先代モデルにおける室内寸法を比較してみると

各モデル/寸法 室内長 室内幅 室内高
新型モデル 1,840mm 1,500mm 1,130mm
先代モデル 2,110mm 1,490mm 1,195mm

に設計されており、これらは社内測定値である事から実際の大きさとは少々異なる部分があるものの、室内幅に関してはほぼ同じですが室内の高さは概ね60mm(6cm)以上、新型モデルの方が低くなっている事が分かります。

さらに、室内高のサイズは車両の中で最も高い前席部分の数値である事から、後部座席については先代モデルよりも新型プリウスの方が、頭上の圧迫感を受けやすいサイズであると言えます。

引用:https://bit.ly/3IrJBRv

しかし、新型プリウスで搭載されるハイブリッドバッテリーは、先代モデルと比べ出力向上しているにも関わらず大幅な小型化を実現している事から、後部座席の座面位置は新型モデルの方がやや低く設計されています。

そのため、決して広くはないものの日本人男性の平均身長である約171cm程度であれば、ルーフ部まで概ね5cm以上スペースが確保されるため、圧迫感こそあるものの全高サイズの数値ほど狭さを感じることはありません

これに加え新型プリウスは、先代モデルよりもホイールベースが50mm長く設計されている点が特徴です。

ホイールベースとは、前輪と後輪までの距離を表しており、長くなるに連れて車内の室内長も広く設計することが可能となります。

このため、新型プリウスの後部座席は前席のシートスライド位置が真ん中である場合、平均身長が171cmとなる日本人男性でも膝周りに拳1つ分程度の広さが生まれる設計となっていますので、頭上部分と比べると余裕のある広さが確保されていると言えます。

一方で、前席を最大限後方にスライドさせ後部座席に座った際は、足先部分を前席のシート下に入れる事ができなくなってしまう事から、後部座席における足まわりの広さは前席のシート位置に左右されると言えますので、注意が必要です。

引用:https://bit.ly/3jWrolw

次に、後部座席の幅に関しては先代モデルから10mm広く設計された事も重なり、ミニバン車の様なゆとりこそないものの、同じくトヨタから販売されるヤリスやルーミーと言ったコンパクト車と比べると、大人3人が乗車した場合でも十分な広さが確保されています。

加えて後部座席に2名が乗車する際は、シート中央部をアームレストとして使用する事も可能となっており居住性が向上するほか、少々の窮屈さはあるもののドアの開口部が広い事からチャイルドシートの設置性も問題無いと言えるでしょう。

引用:https://bit.ly/3YMyqs4

ちなみに、ボディデザインがやや異なるものの新型プリウスのフォルムに近い車種と言えば、昨今では大刷新が行われ車格が上がったトヨタ・カローラが挙げられますが、ボディサイズこそカローラの方が一回り小さくなるものの、実は社内測定による内寸サイズは新型プリウスとほぼ同じに設計されている点が特徴です。

ただ、この両者における後部座席の広さを比較するとサイズの数値自体は殆ど同じであるものの、ホイールベースはカローラよりも新型プリウスの方が110mm(11cm)長く設計されている事から後部座席の広さや快適性は、新型プリウスの方が優れていると言えますので覚えておくと良いでしょう。

このように新型プリウスは、モデルチェンジによって車両の全高が低く設計された事から後部座席の頭上部分はやや圧迫感がありますが、先代モデルと比べてホイールベースが長くなった事もあり、カタログの内寸値以上に広く感じる事ができると言えますので参考にしてみて下さい。

新型【プリウス】荷物はどのくらい積める?荷室容量

引用:https://bit.ly/3XuKQnj

新型プリウスの後部座席は、フルモデルチェンジによって車両の全高部分が低く設計されたため頭上のスペースに関してはやや狭さを感じるものの、大人が3人乗車した場合でも十分にゆとりのある幅となる事が分かりました。

また、歴代モデルのプリウスと言えば全高のサイズが抑えられたファストバックセダン車でありながら、大きなラゲッジルームが備わる点も高評価に繋がっていた点です。

ただ、フルモデルチェンジによって大きく外観のフォルムが変更された新型モデルでは、荷室にどれくらいの荷物を積むことができるのか興味を持っている方も多いと思いますので、ここでは新型プリウスの荷室容量について説明をしていきます。

代替:トヨタ 新型 プリウス 後部座席 広さ 荷室容量 ラゲッジルーム

前の項目でも触れた通り、新型プリウスはフルモデルチェンジが行われた事で先代モデルよりも

  • 室内長:-270mm
  • 室内幅:+10mm
  • 室内高:-65mm

に設計され、実際の内寸サイズとしてはミドルサイズセダン車となる、トヨタ・カローラとほぼ同サイズとなる点が特徴です。

気になる新型プリウスの荷室容量としては、一般販売向けグレードの中でも2.0Lエンジンを搭載したGとZグレードで410L、先代モデルと同じく1.8Lエンジンを搭載したサブスクリプションサービス専用のUグレードと法人販売向けとなるXグレードは422Lが新型プリウスの荷室容量となります。

引用:https://bit.ly/3S5bS3f

では、先に紹介したカローラや先代型プリウスの荷室容量はどれくらいなのか見てみると

カローラ、先代型プリウスの荷室容量
車種 荷室容量
カローラ(セダン) 380~※429L
先代型プリウス 502L

※:パンク修理キットとアクセサリーコンセントが否搭載の場合

にそれぞれ設計されており、新型プリウスの荷室容量は同サイズの内寸となるカローラや先代型のプリウスと比較すると、残念ながら容量は少なくなった事が分かります。

これは、フルモデルチェンジによって車両の全高が先代モデルよりも低く設計された事が大きな要因の1つですが、さらに昨今の車種としては珍しくオプションとして選択が可能なスペアタイヤを収納するスペースが荷室下に設けられている点も、荷室が小さくなった理由として挙げられます。

引用:https://bit.ly/3EbF96F

数値だけでは、いまいち荷室の大きさがイメージしづらいと言う方も多いと思いますが、実際に積み込む荷物をゴルフバッグと仮定すると、新型プリウスの場合は5名の乗車時で一般的な9.5インチサイズのゴルフバッグを、横置きで2セット積載する事が可能です。

また、メーカーによって大きさが異なるものの一般的な中型サイズのキャリーケースであれば、こちらも2つリヤシートを倒すことなく積み込むができますので、荷室の大きさがイメージしづらい場合は、これらの荷物を思い浮かべると良いかもしれません。

引用:https://bit.ly/3IumWnm

これに加え、新型プリウスの場合は後部座席をフロントシート方向へ倒して荷室を拡張する事が可能となっており、拡張時の荷室容量は

  • G/Zグレード:最大1,149L
  • U/Xグレード:最大1,163L

となる事から、ミニバン車並の広さはないものの背の低い長尺物であれば問題無く積載する事ができる為、荷室自体の使い勝手は先代モデルと比べ劣ると言う事はありません

さらに、新型プリウスでは先代モデルと同じく後部座席が6:4の割合で分割可倒が可能な機構となっており、片側は通常のシートとして使用しながら反対側は、荷室を拡張する事も可能となりますので、環境に応じたシートアレンジが行える点は大きなメリットと言えます。

代替:トヨタ 新型 プリウス 後部座席 広さ 荷室容量 リヤゲート

加えて、新型プリウスのリヤゲート部分は上面と底面で開口部が同じ長さに設計されている事から荷物の出し入れが行いやすく、新型モデルでは走行性能を重視したスポーツ車寄りの設計と言われていますが、従来通り使い勝手の面が考慮されている点は嬉しいポイントです。

ちなみに、新型プリウスよりもボディサイズが大きく同じファストバックスタイルを採用するトヨタ・新型クラウンのクロスオーバーモデルは、後部座席の乗車に重点を置いているものの、実際の荷室容量は通常時で432~450Lに設計されています。

このため新型プリウスの荷室は、先代モデルよりも容量が減ってしまった点は事実ですが、同ジャンルの他車種と比較した場合、極端に狭いと言う訳ではありませんので覚えておくと良いでしょう。

後部座席や荷室の利用頻度が多い場合の注意点

引用:https://bit.ly/3xrTU1r

先述した通り、新型プリウスの荷室容量は先代モデルが502Lであったのに対し新型モデルでは、外観デザインの大幅な変更も重なり5名乗車時では410Lとなる事が分かりましたが、日常利用や行楽などで荷室を使用する機会が多い場合はいくつか注意をしなければならない点も存在します。

この中でも最も頭に入れておきたい点としては、新型プリウスは室内から後方の確認が行いづらいと言う点です。

引用:https://bit.ly/3jZW0Tc

新型プリウスは、フルモデルチェンジを機に歴代モデルよりもスポーツ車寄りの外観デザインとなった点が大きな特徴ですが、デザイン性や走行性能は向上したものの、その弊害としてルームミラーから後方確認が行いづらくなった点が挙げられます。

ファストバックセダン車は、車両中央部からリヤゲートにかけて緩やかな傾斜が付けられており、傾斜がなだらかなことで外観ではガラス面が大きく見えるものの、室内側からはリヤシートが設置してあることも重なり、後方視界が悪くなってしまう特徴があります

引用:https://bit.ly/3S5esXd

そのため、荷室に背の高いものを積載してしまうとルームミラーによる後方確認が行いづらく、大きな事故を招いてしまう恐れがあるため、荷室に荷物を積載する際は意識的に後方視界に気を付けなければなりません

また、後部座席に大人3人が乗車した際も新型プリウスの場合は頭上付近に大きなスペース的余裕が無いことから、ルームミラーでの後方確認が行いづらくなってしまう点は覚えておく必要がありますが、このような場合、新型プリウスではメーカーオプション品を予め選択する事で問題を解消することが可能です。

引用:https://bit.ly/3E7113h

これは、デジタルインナーミラーと呼ばれるメーカーオプションとなり、リヤゲートのガラス付近に設置されたカメラの画像をルームミラーに映し出すことで後方視界を確保する機能となりますので、後部座席や荷室の利用が多い場合はこちらのオプションがおすすめです。

2つ目の注意点は、荷物を必要以上の高さに積載しないと言う点です。

先に触れた通り、新型プリウスの後方部分はガラス面が広いものの、車両の全高が低いことから後方の確認が行いづらいと言う特徴があり、荷物の積載量が多くなる事によって室内からの後方確認に影響が出てしまう状況は避けなければなりません。

引用:https://bit.ly/3I851BT

さらに、新型プリウスのリヤゲートは広いガラス面となっている事から、ドアトリム部以上の高さに荷物を乗せてしまうと、発進や停止の勢いで積載物がガラス面に接触してしまいリヤガラスが破損する恐れがあります。

このため、後方視界を確保する点に加えガラスの破損を防ぐと言う観点からも、新型プリウスの場合は荷物を必要以上の高さに積載しないと言う点も覚えておくと良いでしょう。

このように新型プリウスの荷室容量は、外観デザインの大幅な変更に伴い車両の全高が低く設計された影響もあり、先代モデルよりも積載容量が少なくなっている点に加え設計上の問題から後方を確認しづらい点が特徴ですが、オプションの導入によって補う事ができますので参考にしてみて下さい。

新型【プリウス】内装の広さまとめ

今回は、新型プリウスの後部座席や荷室など内装の広さについて解説をしてきましたが、新型プリウスの後部座席はモデルチェンジによってスポーツ車寄りのデザインが設計された事から車両全高が低く、頭上部分についてはやや圧迫感を感じる広さである事が分かりました。

ただし、ハイブリッドバッテリーの小型化によってシート位置が低くなったほか、横幅に関しては先代モデルと同じく大人が3人乗車した場合でも、コンパクト車の様な狭さはなく、セダン車としては十分に余裕のある広さだと言えるでしょう。

気になる荷室容量に関しては、車両の全高が低く設計されたことで先代モデルよりも容量は少なくなっているものの、カローラやクラウンと言った同ジャンルの車種と比べた場合でも容量自体に大きな差は無い事から、新型モデルの荷室は極端に小さくなった訳ではないと言えます。

また、新型プリウスでは車両の全高が低く設計された点に加えスポーツライクなデザインであることから、後方視界がやや悪く荷物を積載する際は注意が必要ですが、オプション品の導入によって後方の視認性を補う事も可能となりますので、乗り換えや購入を検討している際などの参考にして下さい。

アイキャッチ画像 引用:https://bit.ly/3XuKQnj

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