アルファード中古車を購入する際の失敗しない上手な見極め方

2002年の発売開始以来、トヨタの最上級ミニバンとして人気のある【アルファード】。

日本人好みの豪華な内外装とライバルである「日産エルグランド」より先んじて駆動方式FFにする事で低床で広々とした室内空間を生み出し、現行型である3代目では「高級車」として磨きをかけた「大空間高級サルーン」へと進化し日本のミニバン市場を牽引しています。

ここでは【アルファード】の中古車について取り上げていきます。

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【アルファード】中古車はここをチェックしよう

アルファードは2002年の発売以来、3代に渡って販売されており2019年現在は2017年末のマイナーチェンジされ外観が変更されて更に高級感を増したモデルが販売されています。

引用:https://toyota.jp/alphard/

初代は6年間2代目は6年半販売期間が長めで、同じモデルでも年式によってデザインが若干異なります。

また初代は「アルファード G」「アルファード V」でフロントグリルの差異があり、「ハイブリッド」はフロントグリル・バンパー・ヘッドライトのデザインが大きく異なります。

引用:https://www.carsensor.net/catalog/toyota/alphard_hybrid/review/F001/

2代目はハイブリッドモデルは後期モデルのみとなりフロントグリルのデザインがガソリンモデルと異なっています。

引用:https://www.carsensor.net/catalog/toyota/alphard_hybrid/F002/

ここからはアルファードの中古車を探していく際にチェックすべきポイントを紹介していきます。

・走行距離

走行距離が長距離になっていても状態の良いものもありますが、1年間に1万km目安として、年式と走行距離を確認していきましょう。

例えば、2015年に発売された現行型で10万km前後の走行距離となるとおおよそ1年間に3万km以上走行してきたことになります。

短期間での長距離走行を熟してきた、となるとエンジンやトランスミッション、足回りなどの状態チェックを厳しくする必要があります。

長距離走行を熟してきたとしても滑らかな運転をしていたり、定期的なメンテナンスを行われていれば状態が良い場合もあります。

・外観

引用:http://www.interq.or.jp/japan/makocho/d-alpha.htm

ボディを斜めから見て不自然な歪みが無いか、ボンネットドア開口部などに歪みが無いか、不自然なサビが発生していないか。

事故歴のある車の場合には修理箇所の確認をしましょう。
メンテナンス記録を確認して修理箇所のパーツ交換履歴を確認していきましょう。

販売店によっては修理歴を明らかにしていない場合もあり得ます。

修理歴があってもキッチリと修理されていれば問題ありませんが杜撰な修理だと修理箇所以外にも不具合が出ている可能性があります。

パッと見では綺麗でもボディに歪みが発生している場合もありますのでパッと見だけでの判断では無く、屈んだり触ってみたりして確認していきましょう。

・スライドドア

引用:https://toyota.jp/alphard/

スライドドアの開閉動作を確認します。

開閉速度が遅くないか、動作時に異音はしないか、最後まで閉まるか、開ききった時にキッチリと固定されるか。

またパワースライドドアの場合は各スイッチでの操作が問題無く出来るかもチェックしましょう。

少しでも違和感があったり不具合があるものは避けるべきです。

スライドドアの不具合がある場合にはスライドドア全部を交換する必要となる場合が多く、交換費用として10万円以上に出費となる場合があります。

また異音の発生がドア側では無く、ボディ側の歪みなどが原因の場合があります。

スライドドア式のミニバンは開口部が広いため強い衝撃を受けた際、ボディに歪みが発生しやすいので視認ではわかりにくい歪みがドアの開閉で判明する場合があります。

「この程度ならいいや」

安易な妥協はしないようにしましょう

・エンジン音

引用:https://www.lineup-car.com/blog/3065.html

エンジンを稼働させます。

一発でかかるか、アイドリング状態は一定か、空吹かししてみて問題無く回るか、異音は出ていないか、空吹かしした際にマフラーから白い煙や黒煙が出ていないか。

これらのうち一つでも違和感があればエンジンに不具合がある可能性があります。

点火プラグやバッテリー交換で直るものもありますが、白煙や黒煙が出続ける場合には複数の不具合がある可能性があります。

また初代モデルのV6エンジンの場合、タイミングベルトの状態を確認しましょう。

走行距離10万km超の車の場合、メンテナンス記録などでタイミングベルトの交換されているかを確認するのを忘れないようにしましょう。

・トランスミッション(AT)

引用:https://221616.com/car-topics/20080702-a55130/

試乗時にシフトレバーを操作し、不自然なショックが無いか、走行中に変速ショックは無いか、アクセルの踏み込みに合わせて加速するか、バックギアを入れた際にショックは無いか、それぞれの操作時に異音がしないか。

トランスミッションに不具合があり交換が必要となれば30万円前後の費用がかかってきます。

また、トランスミッションに不具合が発生するくらいに酷使されている可能性がありエンジンなど他のトラブルを抱えている可能性があります。

・エアコン

引用:https://toyota.jp/alphard/

風量、冷房が効くか、リアの吹出し口から風が出ているか、エアコン動作時にエンジン回転数が変化するか、異臭がしないか。

試乗の際にはあまりチェックされないのがエアコンです。

エアコンに不具合があり交換となると10万円前後の費用がかかる場合もあります。

後席の吹出し口については試乗時にはチェックを怠りやすいので出来ればご家族に後席に座ってもらうなどして確認をしてもらった方が良いでしょう。

エンジン回転数はエアコンのコンプレッサーが正常に動作しているかの確認です。
エアコンONと同時にエンジン回転数が下がれば正常に動作しています。

また、エアコンONの時に窓を開けてボンネットからカラカラ音などの異音が発生しないかも確認しましょう。

・足回り

引用:https://toyota.jp/alphard/

アルファードは2,000kg前後の車重がある重量級ミニバンです。

走行距離が長いものやフル乗車が多い場合にはヘタリやすい箇所となります。

外観チェック時にサスペンションの外観を確認、試乗時に足回りから軋み音や段差で異音が発生しないか、振動が収まらないなどの違和感が無いか確認しましょう。

この際、エンジン音を合わせて確認するため軽く窓を開けるかオーディオをオフにするなど走行音を捕えやすくしておくことが必須です。

同乗者と余計な会話などをせずに走行音を聞き取れるようにしておきましょう。

後席に同乗者を乗せての試乗の際には乗っていて変な揺れが無いかも確認して貰いましょう。

後輪に近い3列目にも乗ってもらって強い突き上げや揺れが無いかもチェックしてもらえると最良です。

リアサス周りに不具合があると3列目に乗った人が乗り物酔いしやすくなるなど、購入後に発覚する場合があります。

・ナビ・オーディオ周り

引用:http://blog.livedoor.jp/gb_nikki/archives/36839434.html

ナビの操作が出来るか、CDの読み込みが正常に出来るか。

タッチパネルの操作で指先と操作画面との差異が無い事はもちろん、試乗時にはチェックしにくいCDの読み込みもチェックするようにしましょう。

ナビやラジオは動作していてもCDが壊れている、といった場合もあります。

カーナビを交換する予定だという場合には全てのスピーカーから音が出ているかを確認しましょう。
断線しているなど見えない不具合がある場合があります。

またハイブリッド車では走行時の回生状態も確認したい点です。

10万km・10年程度では問題無いとされるハイブリッド用バッテリーですが、交換が必要となっている状態である可能性もあります。

購入後にバッテリーやハイブリッド関連の修理が必要となると高額の出費となります。

そして保証について。

保証距離・期間が短い店や保証修理対応出来る店が限定されている場合など制約がある店は避けた方が良いでしょう。

また法定点検や車検などメンテナンス先を限定している店舗もよく検討した方が良いでしょう。

購入先が近所で転勤など引越ししないなら問題無いかもしれませんが、ディーラーと連携していたり全国で対応可能などの条件面の確認を怠らないようにしましょう。

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【アルファード】中古車相場や下取り価格など

次にアルファードの中古車の相場について。

初代モデルは販売開始から16年以上が経過しており、走行距離によっては30万円台で入手出来るものもあります。

直4 30~160万円
V6 30~170万円
ハイブリッド 40~180万円

走行距離が5万km~10万kmで状態の良い物だとガソリン 40~150万円ハイブリッドで60~150万円で入手する事が出来ます。

2代目2015年まで販売されていたこともあり、走行距離の短いモデルもあるため相場は大きく開きがあります。

またV6モデルは排気量が3.5Lと1クラス上となるため高額となっています。

ハイブリッドに関しては2011年に追加販売された事もあり台数が少なめガソリンモデルと比較して高めとなります。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/

直4 100~350万円
V6 110~450万円
ハイブリッド 200~500万円

走行距離が5万km~10万kmで状態の良い物では直4 110~320万円V6 150~400万円 、ハイブリッドで220~400万円となります。

価格差が大きいのはグレードによる装備の有無が要因です。

高額のものは2列目キャプテンシートの仕様(パワーシート)など上位グレードの場合が多く、標準グレードの【350S・240S】【ハイブリッドG・X】では比較的安いクルマと出会えるでしょう。

3代目については比較的新しい事もあり2代目以前よりも価格帯が大きく上がります

走行距離が短い・展示車などの新古車も対象となってきます。

また3代目は高級化が進んだこともあり諸経費込で400~800万円、装備によっては1,000万円を超えてくるなど価格面でも高級化しています。

また2017年末のマイナーチェンジ前後のモデルでの価格差もあります。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/

引用:https://toyota.jp/alphard/

直4 290~600万円
V6 350~980万円
ハイブリッド 330~1,000万円

走行距離が5万km~10万kmで状態の良い物では直4 290~400万円V6 350~780万円ハイブリッドで330~490万円となります。

ただし、短期間で長距離走行しているものとなってきますので前項でのチェックポイントを注意して確認していきましょう。

次に下取り価格について。

アルファードはグレードによって新車価格との値下がり率に差があり、中古車市場で人気のある直4・7人乗り仕様ハイブリッドは高額買取してもらえる傾向が高いです。

新車価格370万円~の【240G】の場合、2015年式で200万円前後

新車価格400万円~の【ハイブリッドX】の場合 2015年式で240万円前後

3年落ち約6割程度の価格となっています。

2代目でも走行距離と状態によっては2.4Lモデル50~200万円前後比較的高額での買い取り例もあるようで他車種と比べて年式による値下げ幅は少なめのようです。

初代に関しては年式が10年以上となるため走行距離など状態によっての価格差が大きく、10万円以下の査定となる場合があります。

また下取り先としてネット買取査定サービスを活用するのも良いでしょう。

簡単に複数の会社で買取査定してもらえるのでディーラーでの下取り額よりも高額で次の車への買換え資金を増やすことが出来るかもしれません。

アルファードの場合、中古車市場で人気のある車ですので買取専門店の方が高額となる可能性が高いです。

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【アルファード】中古車、型落ちを購入するメリット・デメリット

引用:https://www.carsensor.net/usedcar/detail/CU5691629770/index.html

中古車、型落ちを購入するメリットについて。

まずは納車期間

現在、新車の納車待ち状況ですが約3~4ヶ月となっています。

人気のある車ですので即納車が難しい状態です。

特に装備が充実した【Executive Lounge】は他のグレードよりも納車まで時間がかかるようで工場出荷で3~4ヶ月程度かかる状況です。

さらにディーラーオプションを装備すると約1ヶ月加算される事になります。

中古車の場合グレードや車体色など希望に合ったものがあれば即納車が可能となります。

次にやはり価格でしょう。

新車では諸経費込400万円~ となるアルファードですが、中古車では走行距離の短い新古車でも10万円以上安く購入出来る物があります。

また、型落ちとなる2代目では高級感こそ現行型に劣りますが走行性能では現行型と比較してさほど劣らない車を安価に手に入れることが出来ます。

上位グレードやハイブリッドなども視野に入れやすくなってきます。

次にデメリット

やはりグレード・車体色を選べないことです。

アルファードは比較的中古車の在庫が多くグレード・車体色共に選択肢が多い部類の車ですが、それでも希望に合うものに出会えない可能性があります。

車体色についてはどうしても人気色が多く選択肢が限られてきます。

また前オーナーの使用状況によって車の状態に差があり、例えば喫煙車では内装に臭いや汚れがこびり付いていたりと清掃では落としきれない汚れがあります。

また家族での利用をしていた場合、シートに飲み物がこぼれてしまいクッションに汚れや臭いが付着している場合も考えられます。

最初に取り上げたチェックポイントなど車の状態を確認する手間も発生するなど、新車の注文とは異なる手間もあります。

しかし、それも新車とは異なり『現物を確認した上で購入出来る』前向きに考えるとメリットになるでしょう。

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