【ヴィッツ】中古車を購入する際の失敗のない見極め方

トヨタの世界戦略車であるコンパクトカー、【ヴィッツ】。

1999年の登場時、世界のコンパクトカー市場に衝撃を与えたユーティリティーの高さデザインが魅力的なクルマです。

【ヴィッツ】の中古車について取り上げていきます。

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【ヴィッツ】中古車はここをチェックしよう

引用:https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/21814200.html

ヴィッツ】は1999年に発売され、欧米市場では【ヤリス】として販売されトヨタの主力コンパクトカーとして高評価されています。

WRC(世界ラリー選手権)で活躍する姿が印象的です。

引用:https://toyotagazooracing.com/jp/wrc/cars/2018.html

2005年に2代目2010年に現行型が投入され日本市場には2017年ハイブリッド版が追加されました。

中古車市場では4,000台前後の在庫があり、エンジンや装備など様々な選択肢があります。

そんな【ヴィッツ】の中古車を探す時のチェックポイントを紹介していきます。

○年式・グレード

現行型では【アクア】と同じユニットを搭載する1.5Lハイブリッド1.3Lガソリン1.0Lガソリンの大きく3種類あり、カスタマイズモデルである【GR SPORT“GR”】【GR SPORT】には1.5Lガソリンモデルが用意されています。

グレードは【U】【F】【Jewela】の大きく3種類でハイブリッド・ガソリンそれぞれのユニットが用意されており、【F】【Jewela】に1.0Lガソリンエンジンが用意されています。

2017年のマイナーチェンジ前までは初代・2代目・現行型で1.5Lガソリン1.3Lガソリン1.0Lガソリン3種類のエンジンラインナップとなっていました。

現行型では2014年2017年2度のマイナーチェンジが行われ、その度にエクステリアデザインが変更されており、現行型だけで3種類エクステリアデザインが存在します。

●2010年型

引用:https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/21784073.html

●2014年型

引用:https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/21790432.html

●2017年型

引用:https://toyota.jp/vitz/

年式によって同じ現行型でもデザインが異なりますのでパッと見だけで2010年型・2014年型・2017年型と区別することが出来ます。

2014年型では1.3Lエンジン新開発の1NR-FKE型へと変更されています。

ハイブリッド版を選ぶには2017年以降の年式のみとなります。

グレードごとの装備面での違いは主に衝突回避支援パッケージToyota Safety Senseの有無とオートエアコンとなってきます。

「Toyota Safety Sense」は【HYBRID F】【F】グレードはメーカーオプション、その他グレードでは標準搭載となります。

「Toyota Safety Sense」装備は2015年6月の改良版からとなり、それ以前の年式では搭載されていません。

「Toyota Safety Sense」が必要、という方は年式とグレード、【F】グレードの場合はメーカーオプション装備がされているかを確認する事が必須となります。

○修理歴の有無

修理歴を確認します。

修理歴がある場合には事故歴・修理箇所・修理工場などの履歴を確認します。

表面的には修復されていたとしてもフレームに歪みが発生している場合キッチリと修理されていない場合もあります。

○走行距離

現行型でも発売開始から8年が経過しており1年1万km走行を基準として、古い年式で8万km前後の走行距離ならばそれほど問題無いでしょうが、10万km超短期間で長距離走行している場合には足回りエンジンのヘタリ具合が気になります。

2代目以前では中古車展示期間もチェックしておきたいポイントです。

○メンテナンス履歴

点検・整備履歴を確認します。

6ヶ月点検・1年点検が定期的に行われているか、走行距離によってはタイミングベルトの交換などパーツが適正に交換されているかを確認します。

○エンジンルーム

ボンネットを開けてエンジンの外観エンジンルーム内をチェックします。

見た目で異常が無いか、オイル漏れが無いかを確認します。

ついでにボンネット開口部に歪み不自然なサビが無いかを確認します。

○外観

引用:https://toyota.jp/vitz/

遠目で見て歪みなどの違和感が無いかドアリアハッチなどの開口部がキッチリと閉まるか開閉時に引っかかりが無いか開口部に歪みが無いかパワーウインドウ開閉時軋み音がしないかを確認します。

2代目以前のモデルではゴムパーツの劣化が気になるところです。

パワーウインドウ開閉時に軋みがある場合にはパーツの交換が必要となる場合があります。

○エンジン音

引用:https://toyota.jp/vitz/

始動音動作音走行時の音シフトポジションを「D」に入れた際4ATモデルでは変速時ショックが無いかを確認します。

○足回り

タイヤ周りサスペンションの状態を確認します。

不自然なサビが無いかホイールに破損などが無いかを確認します。

【ヴィッツ】の場合、レンタカーや営業車など法人利用されているケースなど様々な分野で利用されています。

路肩にホイールが接触した痕や、サスペンションがヘタっていたり海水・融雪剤などによる塩害からのサビがあるかもしれません。

走行時に足元から軋み音が無いか不自然な突き上げ感が無いかを確認します。

サスペンションのヘタリ具合によっては揺れが治まりにくいなど不具合が現われます。

○室内

引用:https://toyota.jp/vitz/

シートの状態(汚れ具合・サイドクッションのヘタリ具合・シートレールやリクライニングの動作)

エアコン吹出し口から異臭がしないか、全ての吹出し口から風が出ているか、クーラーを作動させて冷風が出ているか。

ステアリングを触ってみてべた付きや傷みが無いか、チルト機構に問題無いか、ハンドル操作が問題無く出来るか。

電装(照明・スイッチ類)など電気系統に不具合が無いか。

スペアタイヤパンク応急修理キットなど修理工具の状態確認。

どれも購入後に修理・交換するとなると高額となってきます。

不具合がある場合、購入前に修理・交換対応してもらえるか中古車販売店に確認しましょう。

○保証・アフターサービス

購入後の保証期間・走行距離や点検整備などの保証内容を確認します。

アフターサービスを車両価格に含まず別途料金となっている場合もあります。

現行型ではメーカー保証期間内である可能性がありますのでメンテナンスノート保証期間と「保証証」を確認します。

ディーラー直営の中古車販売店ではメンテナンスパックを契約出来るケースがあります。

購入時に合わせて契約すると良いでしょう。

また、試乗中には走行音・エンジン音・乗り心地を確認し、同乗者を乗せてみた状態での動力性能後部座席の乗り心地に不満が無いかも確認しましょう。

1.0Lガソリンエンジンモデルの場合、車体重量に対してパワー不足を感じる事が多いです。

特に初代では高速走行時には一人乗りの状態でもかなりのパワー不足を感じます。

同乗者を乗せる機会が無い、としても荷物積載時を想定した動力性能を体感しておくことが重要です。

購入後に予想していたよりパワー不足を感じて後悔する前に試乗で動力性能を把握しておき使用用途に適応出来るかを確認しておきましょう。

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【ヴィッツ】中古車相場や下取り価格など

【ヴィッツ】の中古車相場(本体価格)について取り上げていきます。

現行型の中古車相場を取り上げていきます。

2010年式  40~ 60万円
2011年式  40~ 60万円
2012年式  40~ 70万円
2013年式  60~ 80万円
2014年式  60~ 90万円
2015年式  80~110万円
2016年式  90~120万円
2017年式 110~150万円
2018年式 110~160万円

ハイブリッドモデルでは130~170万円の相場となり、250台程度の在庫とまだまだ少ない状況です。

2010年型では1.0Lガソリングレードならば40万円前後で探すことが出来ます。

現行の2017年型ではほとんど走行していない新車同然の新古車新車よりも安く手に入れることも出来ます。

他にも車両の状態・走行距離・車検残期間など条件が良いお買い得な物件や現行型では消えたスポーティーグレード【RS】を購入することが出来ます。

ハイブリッドモデルの場合は同一ユニットを搭載する【アクア】と比較・競合させて物件を探していくと良いでしょう。

次に買取・下取り価格

2010~2011年式 10~  40万円
2012年式      20~  60万円
2013年式      30~  90万円
2014年式      30~  70万円
2015年式      50~110万円
2016年式      70~110万円
2017年式      70~170万円
2018年式      90~140万円

下取り平均価格 110万円

年式・グレードによって価格幅がありますが、おおよそ上記の範囲となってきます。

エンジン・グレードによって査定の差がありますが、新車価格の6割程度からのスタートとなります。

G’s】や【GR】などのカスタムモデルや特別仕様車では高額査定となってきます。

発売開始から8年が経過したモデル2020年度にも次期型が登場との噂も流れ出しており最近までは下取り相場に大きな変動はありませんでしたが、今後は徐々に下がっていくと思われます。

ハイブリッドモデルは同一ユニットを搭載する【アクア】と比べると若干安めの査定となるようです。

買取・下取りをディーラーにしてもらうのもいいですが、買取先としてネット買取査定サービスを活用するのも良いでしょう。

簡単に複数の会社で買取査定してもらえ、ディーラーでの下取り額よりも高額となるケースが多く、次の車への買換え資金を増やすことが出来るかもしれません。

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【ヴィッツ】中古車、型落ちを購入する際のメリット・デメリット

引用:https://gazoo.com/catalog/maker/TOYOTA/VITZ/200502/10053800/

中古車で購入するメリットから。

まずは納車期間

現在、新車の納車待ち状況ですが約1~2ヶ月となっており通常の納車期間となっていますが即納車は難しい状況です。

しかし中古車の場合、店頭に物件があれば即納車が可能です。

買換え時期や用途的に即納車が必要という方にはオススメの購入方法です。

次に価格

中古であるので新車よりも安くなります。

走行距離が短く、新車と大きく差異の無い状態の新古車が新車よりも安く手に入れることも可能で、グレードや車体色など希望通りの在庫があればお買い得です。

次に既に販売が終了しているグレードを入手出来る点です。

現在では【GR SPORT“GR”】【GR SPORT】でしか用意されていない1.5Lガソリンエンジンモデル【U】【RS】グレードやカスタムモデル【G’s】などを入手出来ます。

引用:https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/21784073.html

GR】ほどのカスタマイズは不要だが1.3Lガソリンエンジンよりもパワーが欲しいという方やMTモデルをお求めの方には中古車の【RS】グレードが価格面で魅力的となってきます。

引用:https://toyota.jp/vitz/grade/gr_sport/

そして実際のクルマを確認・試乗した上で購入出来る点です。

新車の場合、試乗車と納車されるクルマは別車両です。

製造時の精度によって、納車されたクルマ特有のクセ不具合がある場合もあります。

中古車の場合は実際に現物を手に触れて状態を確認した上で購入することが出来ます。

中古車で購入するデメリットについて。

一番のデメリットグレード・車体色を選べないことです。

【ヴィッツ】の場合、中古車台数が豊富で、グレード・車体色共に選択肢が多い部類の車ですが車体色についてはどうしても人気色が多く希望に合うものに出会えない場合があります

そしてメーカーオプションが後付け出来ないというデメリットもあります。

スマートエントリー&スタートシステム衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense」などの装備が必要な場合は標準装備されているグレードから探す必要があります。

また前オーナーの使用状況によって車の状態に差があり、例えば喫煙車では内装に臭いや汚れがこびり付いていたりと清掃では落としきれない汚れがあります。

家族での利用をしていた場合、シートに飲み物がこぼれてしまいクッションに汚れや臭いが付着している場合も考えられます。

営業車で使用されている場合だと喫煙車でなくても土埃特有の臭いが付着していたりします。

最初に取り上げたチェックポイントなど車の状態を確認する手間も発生し、新車の注文とは異なる手間があります。

しかし、それも新車とは異なり『現物を確認した上で購入出来る』と前向きに考えるとメリットになるでしょう。

アイキャッチ画像引用URL:https://toyota.jp/vitz/

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